液晶を割ってしまったお客様からご依頼がありました。お客様もなんで割れたのか???という状態との事です。
割れた所を確認する限り、内部に何か挟んだか、外部からの圧力がかかったか、判断が付きにくい状態でした。
まず、部品が取れるか、分解ができるかという所から。
最初は分解が出来るかどうか
最近のパソコンは分解は簡単ですが、ねじ止めではなくツメ止めの場合や、両面テープで固定してある場合が多く、分解は出来るけど(私の技術では)元に戻せない。という場合があります。まず、分解できるかどうかを確認する必要があります。これがまず最初
仕入れが出来るかどうか、型番の確認。
パソコンの型番があるように、液晶パネルにも型番があるので、部品が仕入れ先に注文できるか確認する必要があります。これは意外に取れない場合も多いのです。
お預かりした当日に、この2点を確認して、お客様に修理費用と金額をお伝えします。ほとんどの場合はパネル代が約3万弱とメーカーさんと比較して半分以下、納期が10日ほどです。
液晶パネルを割らないために気を付ける事は?
開閉時に注意!
一番多いのは開閉時。ノートによっては5mm程度の液晶もあり、左右片方に少し力を加えただけで割れてもおかしくないです。慎重に両手を使って左右ゆっくり開くこと。
持ち運び時に注意!
自転車やバッグに入れたり、運んだりするときにちょっとした衝撃でも割れてしまいます。最低でもクッション式のケースに入れておくべきです。スマホと同じで、ケースを付けていないと50cmくらいの高さから落としただけでも割れてしまう場合があります。
床に置かない!
意外に多いのが床に置いていて足で踏んだという事です。子供さんが踏むことも多いし、こたつの足で割ってしまったという事例もあります。
ノートパソコンや一体型PCの場合、液晶が割れて画面が見えない=パソコンが使えない=>仕事が出来ない・レポートが書けない。という最悪な状況になりますので、注意しておきましょう。