以前買ったSoldamのPRISM2(机ケース)は現在は自宅で次男用パソコンとして活躍しているのですが、部屋を広くするためにPRISM2は廃棄して、普通のATXケースに組みなおすことにしました。
ミドル・ミニATXケースは昔と同じで安価な品はバリエーションが多いのですが、RTX3080(長さ290mm)が入るようなフルATXケースは現在はほとんどありません。
私のように昔自作PCショップで働いていた人間は、メーカーはもう忘れましたが、縦長の5インチベイが6個とかあるフルATXを思い出すのですが(Owltecはありましたよね?)現在は5インチどころか3.5インチすらPCケースには不要になってきているので、昔ながらのベイ数が揃ったフルATXケースなんて今はなく、その代わり、ラジエターなど水冷ユニットが設置できるスペースがあるタイプや14cmファンが大量に取り付けられるフルケース(ATX対応)はそこそこ揃っていました。しかも高い。
そういえばOwltecのケースは無かったですね。こんど令和のPCケース業界事情でも調べてみます。
色々調べてみると、次男PCに使っているRTX3080が入るケースはこの高いフルケースを選択するしかなさそうです。無理やりミドルATXケースに入れることも可能ですが、排熱処理が出来ず、おそらくゲーム中に熱暴走で落ちてしまいそうです。
息子が使うPCですし、その問題をプライベートでやりくりする元気はないので、中古のサーマルテイクのフルケース(VIEW 71TG)を手ごろな値段で購入することにしました。型落ちになるのでしょうか?
到着して現物を見てみると、まずでかい。そして重い。でも実物はとても良いです。
上下前後に冷却ケースファンが12cmだと最大10個取り付けが可能みたいですが、おじさんになった私は高いファンを買い足す予算もなく、電気代も気になるので(一個10Wで計算したとしたらケースファンだけで100W!)光るをファン追加で購入して満足するという事はなく、とりあえずは余っている8cmファンを上と前に3×2=6個取り付けて、もともと付いていた14cm1個を後ろに取り付けで完了でしょう。
昔ながらのサーマルテイクっぽい作りで、なんとなく懐かしくもあり、でも現代の技術も感じられて私の意見としては【品質が高く、適度な重みがある良いPCケース】という印象です。
これだけ大きいと場所を気にするユーザーが多いと思うので、いっそう椅子にできる仕様にするかこたつに入れて暖房も兼ねるオプションも付ければ売れるんじゃないかと。本当におじさん志向ですみません。