【東芝 パソコン生産全面撤退へ】東芝が富士通とVAIOとのパソコン統合に向けて、杭州工場を売却し、生産から全面撤退する方向で調整していることが分かった。 https://t.co/E9ypK3Mt3w
経営再建中の東芝が、富士通やVAIO(バイオ、長野県安曇野市)とのパソコン事業の統合に向けて、中国・浙江省にある杭州工場を売却し、生産から全面撤退する方向で調整していることが、15日に明らかになりました。報道によれば、中国企業と売却交渉を進めているとのことですが、これは「当然の結果」と言えるでしょう。
こんな厳しい状況にもかかわらず、今後も変わらず雇用が守られると考えているようなコメントも見かけます。東芝も「雇用を守る」といった発言をしているかもしれませんが、現実はそう簡単ではないでしょう。
また、「シャープや東芝ですら厳しい状況になったのだから、新卒で安易に大企業を目指すべきではない」という意見をたまに目にします。しかし、就職活動の段階でその会社が将来どうなるかを正確に予測するのは不可能です。であれば、教育体制が整っている大手企業に入る方が、将来的には有利ではないでしょうか。
— ボチファティウス8世 (@botti_meshi) 2016年2月14日
ところで、今や「大企業」という言葉の意味も変わりつつあるように思います。少し前にiPhoneやMacBook、Acerのネットブックが登場しましたが、その時点で東芝(あるいは日本メーカー全般)は何をしていたのでしょうか。もしかすると、Androidを搭載した洗濯機のような奇妙な製品を作っていたのかもしれません(少々言い過ぎかもしれませんが)。
このように東芝に関するニュースを考えてみましたが、現場の視点からすると、「東芝や富士通を選んでおけば間違いない」と言えなくなるのは非常に困ります。実際、今日は東芝のノートパソコンの修理が多く、つい感情的になってしまいました。
日本PCメーカーの中で一番元気がいいのがレノボに買われたNECっていうのが皮肉すぎでしょ
— HMA-04 (@HMA04) 2016, 2月 10