毎日使っている外付けハードディスクが、昼から使おうと思ったら、認識しなくなったとのことで、ご依頼がありました。
朝は使えていたそうです。
大事なデータとの事で、持ち込まれたその場で急ぎ検証と診断を行いましたが、状態が良くなく、救出できない可能性のほうが高いです。
通電はするし、異音もないのですが、不良セクタが大量にあり、データの読み込みができない状態で、私の技術では無理かなということをお伝えしました。
「ハードディスクって壊れるんですか?壊れないと思っていました。」と、お客様が質問されたので、「そうですね、壊れるときは壊れますね」という回答をしたのですが、本音は
ハードディスクは壊れるのが前提で、絶対信用してはいけない。
と、思ってしまいました。※ちなみにUSBメモリーやSDカードは余計壊れます。
じゃ、何に保存すればいいの?とよく聞かれますが、答えは2つあり、そして心がけることが1つです。
1つ目は、データはクラウド保存を徹底すること。1つは、RAID(ミラーリング)を使うことです。
心がけることは、そもそもデータは最小限にすることです。断捨離やミニマリスト、そして終活の考え方ですが、必要最低限のデータだけをクラウドに保存することです。不要なものはすべて削除します。
クラウドやRAIDはお金をかければ環境構築は簡単にできますが、データを最小限にするのはとても難しいかもしれません。