Windows 2000はUEFIやセキュアブートには対応していませんが、CSMを有効にすればインストールできます。※ただし古いからいろいろと脆弱だよ。
1. UEFI非対応の理由
- Windows 2000は、2000年にリリースされたOSであり、当時のPCはBIOS(レガシーBIOS)のみを使用していました。
- UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、2005年頃に登場し、Windowsで本格的に採用されたのはWindows Vista(64bit版)以降です。
- したがって、Windows 2000はUEFIでのブートを想定しておらず、UEFIモードでは起動できません。
2. セキュアブート非対応の理由
- セキュアブートは、UEFIの機能の一部であり、信頼されたデジタル署名のあるOSのみを起動できるようにする仕組みです。
- この機能がWindowsに導入されたのは、Windows 8(2012年リリース)からです。
- Windows 2000は、そもそもデジタル署名を利用したブートを想定していないため、セキュアブートでは起動できません。
3. UEFI環境でWindows 2000を動かす方法
- UEFIしかない最新のPCでは、Windows 2000を直接インストールすることは困難です。
- ただし、一部のUEFIファームウェアには「レガシーBIOS(CSM: Compatibility Support Module)」という互換モードがあります。
CSMを有効にすれば、Windows 2000をインストールして起動することは可能です。 - あるいは、仮想マシン(VirtualBox、VMwareなど)を利用してWindows 2000を動かすこともできます。
まとめ
- Windows 2000はUEFI非対応(BIOSのみ対応)
- セキュアブート非対応(Windows 8以降の機能)
- UEFI搭載PCで動かすには、CSMを有効にするか仮想環境を利用する必要がある