うちのお店でも故人のデータを確認したい、整理したいと依頼があることがあります。
データの救出を行ったり、パスワードの解除・解析を行ったりします。
ネット社会の現在、死後デジタルデータを放置することはとても危険です。
たとえば、ネット証券の株、Amazonなどの引き落としサービス課金
スカパーなどの有料サービス課金、ゴルフ年会費自動引落など。
ぱっと書いただけでも、たくさんあります。
自分だけが困るならいいのですが、本人は死ぬわけですし、
株などは財産ですから、相続の問題にも繋がります。
家族に知らせておかないと「どうしよう」と混乱するわけです。
このあたりは生前整理になるのですが、
可能な限り生きている今、整理しておきましょう。
自分が契約しているサービスはIDとパスワード、問い合わせ先を
リスト化しておき、万が一のときのために家族がわかるようまとめておく。
自分が亡くなった時、パソコンとパソコン内部の情報は消去&廃棄手続きを
信頼できる業者に依頼できるように遺言書に書いておく。
残された家族に迷惑をかけないよう必ず行いましょう。
高齢化社会に突入しており、核家族化も進み、孤独化していく世の中なので、
ただでさえ遺品整理は大変だと思います。データとかそれどころじゃないでしょう。
なんとか私も力になれないかな、と思い、遺品整理士の資格をとりました
(一般社団法人 遺品整理士認定協会)
パソコンやスマホのデジタル機器の取扱いを正しく行いたかっただけですが、有資格者ですので心強いです。
遺言書にパソコン本舗の松尾にデータ消去と廃棄を依頼すると書いていただくか、家族の方に
依頼していただければ、私が生きている限りパソコンの取扱いは対応させていただきます。