パソコンやスマホでAmazonや楽天などのサービスを利用する際に、使用するパスワードを守るために、基本的なことを今日は書いてみます。
サービスを利用する際は、サービス側から発行されたIDと自分が決めたパスワードを使用します。それはログインIDとログインパスワードです。この情報(IDやパスワード)をウイルスによって第三者に盗まれた場合、その人に自分のサービスを利用されてしまいます。
とても深刻なことなので、例えを書いてみます。
銀行の場合で例えると、キャッシュカードと暗証番号を盗まれた場合、自分の預金が架空口座に移動されてしまいます。自分のお金が勝手に他人に振り込まれるということですね。
Amazonや楽天などのネットショッピングで例えると、アカウント(ID、パスワード)の情報を盗まれると、勝手に商品を購入されてしまい、発送先も変更され、被害に遭います。
携帯電話の契約情報で例えると、他人に自分の携帯をオンラインで機種変更され、新しい携帯電話をコンビニ受け取り手続きでそのまま盗まれたりします。
例えが具体的すぎて、逆にわかりにくいかもしれませんが、伝えられればと思って書いています。
私がお客様とパスワードに関するお話をすることは多いのですが、「パスワードってあるの?」と質問されるほど、管理が全くできていないお客様や、「パスワードがわからなくなった。その都度書いているんだけど・・・」と、過剰にパスワードを変更し、自分自身が自分のパスワードがわからなくなってしまったお客様がほとんどです。
これは、パスワードを定期的に変更しましょう!とか、大文字や小文字、記号も入れて!と複雑なパスワードを強要するサービスが多いことが原因だと思います。
パスワードは最低限のルールを守るだけで安全なのです。極端に言えば、パスワードは使い回しでもいいし、簡単でいいのです。それよりも二段階認証は絶対に設定するべきです。
誤解がないように補足しておきますが、パスワードを強化するよりも、補償があるクレジットカードを使用することや、毎月の支払明細をちゃんと把握し、「この請求はなんだっけ?」という状況にしておく方がよっぽど大ごとだということです。