富士通のLX-6500SDという古いワープロの修理中です。
フロッピーディスクが読めなくなったとお客様からご依頼がありました。
このワープロは1997年に発売された機種なのですが、当時の情報が残っていた(富士通Press Release)のでこの機種をいろいろと調べてみたら、当時日本の郵便番号が7桁に変更になった頃でしたので、少し懐かしかったです。
SuperDisk搭載モデル
今となっては、フロッピーディスクってなんですか?と若いお客様から質問されることも増えてきましたが、このワープロは、なんとSuperDiskでした。
今風に言うと、SuperDiskはフロッピーディスクの上位互換仕様で、フロッピーの読み込み速度が約2倍でした。細かい理由は書きませんが、発売のタイミングが悪く、あまり売れませんでしたし、フロッピードライブの後継にはなりませんでした。ソースは、当時店員で現場で実際に販売していた私です。
MOやZIPドライブなどが流行していた頃の高速なフロッピードライブでしたが、当時でも珍しかったです。私は絶対に売れると思っていましたけどね。もう発売から19年も前の機種ですが、2016年の現在も部品の調達はなんとか可能です。
部品は取り寄せになる場合がほとんどですが、熊本でも対面店舗でワープロ修理を受け付けておりますので、よろしくお願いいたします。