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増設RAIDカードにOSをインストール

RAID機器 販売

今日は日曜日ですが、明日の月曜日にお客様に納品する予定のパソコンを組み立てています。今回の作業は、Windows 7のバージョン7を使用するもので、特に故障時の対策としてRAIDカードを増設し、ミラーリング環境でCドライブを構築するというものです。最近では、CドライブにはSSDを使用し、Dドライブなどのデータ保存用ドライブにはRAIDを構築するのが主流ですが、お客様の用途に合わせてCドライブもRAID化する方が適切だと判断しました。

お客様の用途は監視がメインで、ログデータを大量に保存する必要があります。そのため、2台のHDDを使用してRAID環境を構築することに決定しました。コストパフォーマンスを重視して、RAIDの容量は3TBとしました。この選択は、必要なストレージ容量と予算のバランスを考慮した結果です。

作業を進めている中で、MBR(マスターブートレコード)構成では2TBまでの容量しか対応できないことに気づきました。そのため、GPT(GUIDパーティションテーブル)に変更し、再度設定を行うことになりました。この手間を考えると、最初から2TBのRAID構成にしておけばよかったという思いもありますが、後から修正できたことは幸いでした。

RAIDカードを増設してCドライブとしてストレージを使うことは、多少の手間がかかりますが、1台のHDDが故障してももう1台がデータを保持しているため、復旧までの回復時間が短くなる利点があります。RAID構成にすることで、故障リスクを最小限に抑えつつ、データの安全性を高めることができます。スキルがあれば、CドライブのRAID化は十分に実施可能であり、特に重要なデータを扱う環境では、RAIDの導入をお勧めします。

明日の納品に向けて、パソコンが問題なく動作するよう、最終確認を行いながら作業を進めています。お客様にとって最適な環境を提供するために、細部まで気を配りながら、しっかりと準備を整えます。