デフラグとは、散らばったデータを、再配置しなおすことによって、効率よくデータが読み込めるようになるという機能です。
ただ、デフラグとは、Windows95や2000の頃の、大昔の機能です。
当時は、ハードディスクの読み込みがとても遅かったので、動作が遅いなーと感じた時にデフラグを実行すると、当時はとても効果がありました。断片化されたファイルを解消するというのがデフラグですが、その効果が体感できていました。
で、2020年の現在、パソコンは昔に比べ、何倍も高速になっていますが、現在はデフラグしても「効果はない」と思います。
簡単な説明になりますが、そもそも今のハードディスクやSSDは高速なので、断片化したくらいでは動作低下はほとんどありません。SSDに関しては、本当に無意味です。
無意味というか、SSDの場合、ディスクを痛めるだけで寿命がどんどん短くなるので、個人的には「絶対やらないほうがいい」と、思っています。
そんなデフラグですが、Windows10で再起動するたびに【自動的にデフラグを実行する】という鬼のようなバグがあります。
ただでさえデフラグは寿命を縮めるので使用してはいけないといいましたが、これを再起動のたびにデフラグするわけですから、笑い話ですが【壊しにかかっている】という事になります。
とりあえずの対策としては、設定で【自動デフラグ・ツール】をオフにすることで防ぐことができます。速攻で変更しておきましょう。