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パソコンの内蔵電池交換法

cmosエラー 修理

日付がずれる原因と解決方法

パソコンの使い始めに「パソコンの日付が勝手にずれてしまう」といったトラブルに困っているお客様がいらっしゃいました。どれだけ日付を修正しても、パソコンを再起動するとまたおかしくなってしまうとのことです。

パソコンをチェックすると、Windowsが起動する前に「CMOS Settings Wrong ~」といったエラーメッセージが表示され、起動が止まってしまっていました。このような症状が出るのは、多くの場合パソコンの内蔵電池(コイン電池)が消耗していることが原因です。

この内蔵電池はパソコンの基板にある小さなボタン型の電池で、時計や日付、パソコンの基本設定などの情報を保存するために必要です。電池が切れると、こうした情報が保存されなくなり、日付や時刻がリセットされてしまいます。

内蔵電池の寿命は一般的に10年程度ですが、使用状況によっては5年から7年ほどで消耗することもあります。この問題を解決するには、内蔵電池を交換するだけでOKです。

内蔵電池の交換方法

  1. 電池の位置を確認する
    パソコンのカバーを外し、基板(マザーボード)上に丸いコイン電池があるか確認します。電池には「CR2032」という型番が書かれているはずです。
  2. 新しい電池を用意する
    このCR2032電池は、コンビニや家電量販店などでも手に入ります。価格も安く、簡単に購入できます。
  3. 電池の交換作業
    カバーを外して電池が見える場合は、自分で交換作業を行うことも可能です。ただし、交換時には静電気に注意してください。金属部分に触れるときは、静電気を逃がすために事前に金属に触れておくとよいでしょう。

パソコンの電池交換は初心者でも可能ですが、不安がある場合は専門店に依頼するのも安心です。