昨日、「中古パソコンはダメ」という記事を読んでくれた昔の同僚が遊びに来てくれました。その際、「独立して仕事をするにはどうすればいいのか?」という話題になり、カフェで一緒に考えたりしました。今日はそのことをブログに書いてみようと思います。
私はパソコン業界で働き始め、起業してから8年目を迎えました。アルバイトを雇ったこともありますが、基本的には一人でやってきています。もちろん、事業を成長させたり雇用を生み出す企業にしたいという理想もありますが、やはり一人の方が気楽で、性格的にも向いていると思っています。
なぜ「一人が向いている」と言い切れるかというと、実は2013年に「ストレングスファインダー」という診断ツールを受けたからです。このツールのおかげで、自分がどういうタイプの人間か、どんな強みを持っているかについて理解を深めることができました。
ストレングスファインダーって何?
ストレングスファインダーは、自分の「資質(強み)」を教えてくれる診断ツールです。人には34種類の資質があり、この診断を受けると「あなたはここが得意です」と、順番をつけてアドバイスがもらえます。例えば、「友達を作るのが得意です」や「目標に向かう力が強いです」など、人それぞれの特長が出てくるんです。しかも、結果の組み合わせは3,300万通り以上もあり、まさに一人ひとりの個性が反映されています。
私のストレングスファインダーの結果
私の場合、ストレングスファインダーで得た結果を自分の仕事に活用し、会社を運営しています。たとえば、パソコンを修理するスキルがあり、意見が強めで頑固な性格も持っています。そのため、団体で行動するよりも一人の方が効率的で、物事を慎重に進める傾向があります。例えば、出張修理に行くときは、何が起こっても対応できるように、必要な道具をすべて詰め込んだ重いバッグを持ち歩いています。
また、強い信念を持って経営に取り組み、信念を貫くためには対立もいとわないタイプです。たとえば、DVDの違法コピーやOfficeの偽造ソフトなどに関する問い合わせがあった際には、厳しく断っています。このような姿勢から、詐欺防止のためのNPO活動にもつながっています。
ただし、信念が強すぎて時には空回りしてしまうこともあります。毎日、「自分の行動は目標に対して正しいのか?」「今のやり方でいいのか?」と問いかけながら、お店を経営しています。
ストレングスファインダーで気づいたこと
こんなふうに、自分の資質の結果を振り返ると、「ああ、自分は一人でやる修理の仕事が向いているんだな」と思えてきます。同僚にも、「独立して仕事をしたいなら、まずはストレングスファインダーを受けて、自分の資質をよく理解しよう」とアドバイスしました。そして、その結果を元に、自分のやりたいことが「向いているか、向いていないか」を考えるといい、と伝えました。
ストレングスファインダーを上手に活用するには
一人でストレングスファインダーの結果を深く読み解くのは難しいこともあります。私の場合は、株式会社ハート・ラボ・ジャパンの知識茂雄先生に相談し、より詳しくアドバイスをいただいています。個人的には、経営者が全社員やアルバイトにストレングスファインダーを受けさせるのはとても効果的だと思います。ストレングスファインダーの結果をもとに、目標思考が強い人や、コミュニケーションに優れた人を組み合わせてチームを編成すれば、効率的な組織運営が可能になります。
私のブログを読んでくださっている経営者の皆さん、ぜひ一度、ストレングスファインダーを試してみてください。
個人的な意見ですが、経営者は入社時に全社員・アルバイトにストレングスファインダーを受けさせるべきです。私は単独で資質の結果を生かそうとしていますが、本来はストレングスファインダーは組織の中で活用するべきです。
- あの人は目標思考が高く、対立を恐れないけど頼りになる。
- コミュニケーションが高い人と組ませてうまくやっていこうなど
チーム編成に欠かせないツールだと思います。
私のブログを読んでくださる方で経営に関係されている方がいらっしゃれば、ぜひ株式会社ハート・ラボ・ジャパンに問い合わせてみてください。