BitLockerはWIndowsで使えるマイクロソフトの暗号化機能で無料で使えます
有効にすると、解除キーがないと中データの読み込みができません。
トラブルばかり発生するので、あまりおすすめしない機能で、ご来店くださるお客様には推奨しておりませんが、終活、自分の死後の事を考えた場合に限り、とても有効な機能でお勧めします。
これは、どういう事かというと、例えば、パスワードが不明で起動できないパソコンのデータが入っている部品(HDD)を取り外して、他のパソコンで読み込みを試みようとしても、Bitlockerで暗号化されている場合、解除しない限り絶対中は見れません。
これは、自身のマイクロソフトアカウントにログインしてデバイス情報を確認しない限り、解除できないので、赤の他人が解除して中をデータを見るのは不可能だと思います。
ですので、もし、自分が亡くなった時でも、パソコンにパスワードを設定して、BitLockerを有効にしてデータを保護していれば、他人が中のデータを見られることはありません。
重要なデータはもちろん、他人に見られたくないようなプライベートのデータも保護されます。この状態で例えば、ご家族が安心して廃棄・処分することも可能です。
使い方は、マイクロソフトアカウントを作成して、自分のアカウントを作り、パソコンにそのアカウントでログインするとデバイス情報に登録されるので、あとはbitlocker機能を有効にするだけでOKです。
先日、がん宣告を受けて、あっという間に亡くなったという方の家族の方からデータ削除のご依頼があったのですが、私も他人事ではないな、と思ったからです。
死後を考える年ごろの皆様は検討されてみてください。
※注意点として、マイクロソフトアカウントのパスワードを忘れた方って項目からたどると、スマホやメールに二段階認証コードが届き、パスワードを変更されてしまうので、それはできない環境は整えておくことですね。