LenovoのGシリーズは、性能が良く、価格も手頃で品質も良いのですが、ヒンジ部分が壊れやすいという欠点があります。ヒンジの破損は、特にプラスチック部分が割れてしまうことが原因です。今回は、このヒンジをできるだけ安く修理する方法をご紹介します。
まず、問題となるのは、ヒンジを固定している部分が完全に折れてしまった点です。実は、Lenovoに限らず、さまざまなメーカーのパソコンでヒンジが弱いものが多く見られます。特に、元々ヒンジが弱めの設計のパソコンは、開閉する際に丁寧に扱うことが必要です。
今回は、ヒンジの破損箇所にドリルで穴を開け、ボルトとナットでしっかり固定して修理します。パソコンの修理にドリルを使うのは少し驚くかもしれませんが、実は冷却性を高めるために本体に穴を開けることはよくあります。
修理手順は次の通りです。まず、パソコンの底面にドリルで穴を開けます。もしゴム足が付いている場合は、最初にそれを外してから穴を開けましょう。次に、その穴にボルトを差し込み、内側からナットでしっかりと固定します。
今回、部品はハンズマンで購入しました。なんと修理にかかった費用は、わずか96円!(笑)
作業時の注意点としては、ケーブルを挟んでしまうと液晶が映らなくなる恐れがあるので慎重に作業しましょう。また、アースなどの配線にも気を配る必要があります。なお、今回撮影のためにシルバーのネジを使用しましたが、目立たないように黒いネジを使うと良いでしょう。
最後に、少しネジ山がなめてしまった場合は、テープでカバーする方法もあります。修理が完了したら、元通りにしっかりとパソコンを使用することができます。
今回の修理費は、驚きの96円。熊本ではこれ以上安く修理できる方法はないかもしれません。もしヒンジが壊れてしまった際は、この方法を参考にしてみてください。もちろん、修理が難しい場合は、ぜひご来店ください。