お客様から出張依頼がありました。
いつも通り仕事をしていると突然画面がおかしくなった。
なんと、画面が逆さまになってしまった。
慌てて強制終了したら起動しなくなった・・困った!とお急ぎのお客様です。
この症状は実は故障ではなく、簡単に直る症状です。
この症状と同様のトラブルの依頼がここ数年で10件を超えましたので、ブログに書いておこうと思います。
これはWindowsパソコンの、インテルのビデオチップを搭載した機種だけで発生するトラブル(というか機能)です。Intel HD搭載パソコンなど、書いてあるパソコンは該当します。
これは故障ではなく、インテルの独自機能で、操作を行えば画面を左右上下回転することが出来ます。
操作方法は、
「ctrl」+「Alt」を押したまま「←(矢印)」を押すだけで、回転することができます。
ワードやエクセルで毎日業務を行っている方は、コピーペースト(例えばCtrl+Cなど)を多用すると思いますし、動画のような指のポジションでほとんど入力すると思うのです。
毎日キーボードを操作していると、誤って「同時押し」することはよくあるのです。
このお客様は、今回たまたまCtrlとAltを押したままカーソル操作を行ったと思われますが、本人はもちろん押したつもりはないので「あれ?勝手に画面が回転した!」と感じてしまいます。
このような似たようなトラブルは他にもあります。
例えば、
ノートパソコンの「無線スイッチ」を知らない間に「OFF」にしてしまい、インターネットが繋がらなくなった。とか、昔の富士通のノートパソコン限定ですが、主電源スイッチを「OFF」にしてしまい電源が入らないというトラブルです。
この手のトラブルは、「手」の、母指球や小指球という部分でスイッチに触れてしまい、こすってスイッチをスライドさせてしまうことが原因です。
今回は回転に関しては問題はなかったのですが、強制終了が原因で、OSが壊れてしまい、修復が必要でしたので、修復の修理ということで承りました。
1日で直ったのでよかったです。