【嘘】を書いてくれませんか?という依頼がまれにあります。
前回は2021年の5月でした。参考記事保険詐欺未遂が多いよ!
今回は、4年ほど前に当店が販売した中古パソコンが壊れたという連絡をいただいて、それ以来ご縁がないお客様から修理不能証明書を発行してほしいと連絡がありました。基板交換で直るのに【修理不能と書いてくれ】というわけです。
しかもSNSのメッセンジャーで突然です。
廃盤商品で、部品流通がないため為修理不能と書いていただけますか?保険が下りたら修理する予定と言われても、これは刑法上の詐欺で法定刑は懲役10年以下になる犯罪です。
コロナで厳しいと思いますし、この人はもしかしたら補助金とか助成金をもらいすぎて感覚がまひしているのかはわかりませんが、4年ほど前に3万以下で買ったパソコンをどういう内容で保険屋さんに依頼するのでしょうか?推測ですが、購入金額や購入日など、すべての内容をうそを書かないと難しいと思います。偽の領収書を作ってくれ!と追加で依頼もされそうな感じでした。
そもそも今回の件はメッセンジャーで連絡が突然あっただけで、当店にご来店される様子は感じませんでしたので、いただいた内容をまとめてみると、【うその証明書だけ】を当店に書かせて、新しいパソコンは【他店で購入する計画?】のような感じでした。それならば失礼というか、私を舐めていますよね。
こういう依頼は1年に1回あるかないかですが、当店にこういう依頼をされても、噓は書けませんし、保険屋さんがわかっているなら、詐欺の疑いで連絡もします。何よりもこの人は私にも社会的にも信用がなくなります。