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HDD容量の未来

8TBのHDD つぶやき

以前、8TBのNAS(RAID構成)を納品したお客様から追加のご相談がありました。お客様は画像を多く扱う企業様で、8TBではもう容量が足りないとのこと。一眼レフや高解像度カメラで撮影された画像データは非常に大きく、圧縮が難しい場合もあります。特に写真やデザインの高品質なデータを扱う場合、そのまま保存する必要があるので、容量不足になるのも納得です。また、スマートフォンのカメラも年々進化し、数千万画素に達するものも多いため、データサイズはますます増加する傾向にあります。

2019年時点でのコスト面から見ると、一般的に使いやすい最大容量は8TBです。そのため、私たちは大容量が必要なお客様にSynology製のNASと8TBのHDDをお勧めすることが多くなっています。

ここで少し振り返ってみましょう。2000年頃には80GBのHDDが8,000円程度で購入でき、当時は大変安価だと感じていました。しかし2019年には、同じ価格で50倍の容量である4TBのHDDが買えるようになりました。

  • 2000年頃:80GB HDDが約8,000円
  • 2019年頃:4TB(4,000GB)HDDが約8,000円
  • 2040年頃:40TBや80TBが約8,000円に?

過去20年で50倍の容量が同価格で提供されるようになったことを考えると、さらに20年後には40TBや80TBのHDDが8,000円で買える時代が来るかもしれません。あるいはSSDが主流になっているか、オンラインストレージサービスが非常に安価で便利な選択肢になっているかもしれませんね。

未来を想像するのは楽しいですね。どのような技術革新が起こるのか、これからも目が離せません。