病院に行く機会がありました。
私はパソコン屋さんなので、看護師さんが使用しているノートパソコンやナースセンターで利用されてているパソコンに目が行きます。
なんなんだろうな?と思い、覗いてみましたが、確認できたパソコンはすべて「中国(香港)Lenovoのノートパソコン」でした。
国立大学の附属病院なので、NECさんが強いんだろうなと思いつつ、少し心配もしています。
例えば、アメリカやイギリスなどの情報機関では情報漏えいの恐れがあるとしてLenovo製品の使用を禁止しています。半導体回路に不正があり、リモート操作が可能になっているので、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランドなども禁止されてます。
似たような話だと、日本では評判がいいロシア製ウイスルソフト「カスペルスキー」はアメリカでは利用不可の場所があるそうです。※アメリカ滞在の病院関係者から聞きました。
ちょっとネットで調べてみると、Lenovoのパソコンはスパイウェアが入ってる!と一番に情報が表示されてしまいます。
日本の大きな施設や機関にパソコンを導入して、インターネットを利用して情報を集める。当たり前ですが、巨大組織はどこでもやっています。例)Google、MS,Yahooなど
検索エンジンを使ってもらうと、例えば熊本の人はいまこんなことに興味があるというデータが瞬時にかんたんに集めることができるからです。
GPS機器もスマホに当然のように搭載されているので、アクセスした人の特定も今では実に簡単です。
裁判所の開示命令がないと・・とかいってた頃とはもう違います。
話が飛びましたが、日本のNECパソコン部門は2011年に中国のLenovo傘下になり、子会社パーソナル・コンピューター㈱になりましたので、NECパソコン=中国の会社が製造したパソコンという事になります。
山形県や群馬県で製造・保守の作業は行われていると思いますが、ソフトウェアの導入などの決定事項は当たり前ですが、中国で行われます。
この巨大な病院のパソコンは(おそらくほとんど)中国製パソコンということです。機種まではわかりませんでしたが、国立機関は2−3年毎にパソコンを買い換えるというリッチなスケジュールで買い替えていると思うので、おそらくWindow10搭載の新機種でしょう。
ここの病院の職員数は約2000人ですから、10人に一台としても200台はパソコンがあるわけです。一気に200台をこの病院に特注で導入するわけですから、「熊本のあの病院に納品するPCはあのバージョンにしろ」とか闇な話があると思うのです。※個人的な意見です!
補足として、日本電産㈱が発売しているコールシステムなどに利用されていると思われるファクトリコンピューターなどは別な話です。
まあ、なんでCeleron搭載で20万も超える金額設定なのかは突っ込みたいですけどね。
私、個人的には よきIBMの頃の2003年頃からThinkpad X31に魅了され、X60、X61sと愛用し続けていたので、安いPCとして大シェアは奪ったかもしれないが、落ちぶれた?Lenovoはとても見ていられないのです。