(Mac Mini2012→Mac Mini2023)
パソコンサポートの仕事だと、MacとWindowsが両方使えるパソコンが都合がいいので、私はパソコン店で働いていたサラリーマンの頃から両方インストールができるMacをずっと使っています。
パソコン業界に入ったNECやVAIOがよく売れていた頃、自作パソコンが流行し始めた頃はパソコン総合ショップや自作専門店はMacはお断りのお店が多く、お客様の問い合わせも「MACですけど、対応できますか?」というお声が多かったので、Macを覚える=お客様が増える=給料が上がるという発想から「はい、MAC使えます、わかります」と言えるために、MacとWindowsが両方使えるIntelMacを使い始めました。※当時は、LinuxとMacが使えるスタッフがいなかったので、その点を差別化して対応していました。
最初の頃はポリカーボネートのCoreDuoのMacbookをBootcampで使ってて、その後は、Core2のMacbook、MacbookPro(MB466)まではノートPCでBootcampを使いつつ、独立したあとは、iMacを2−3年後使った後、いつ買ったかは忘れましたが、Mac Mini(2012)を購入し、その後は今日までメンテしながら使っていました。
このMac Miniは何世代かわからないくらいの古いCore i5でしたが、Windows10メインでたまにMac(10.12)、メモリは16GBに増設、HDDはSATAのSSD2台で3TBに換装してたので、2024年の今でもそれなりに快適に動いてはいました。
ただ、取り扱うデータのサイズが大きくなり、このパソコンは転送速度がめちゃくちゃ遅く(5Gb)、外部HDDにコピーするだけで半日かかることもあり、かかった時間だけ仕事が遅れるという状況が増えて、その点が最近ストレスになってきてました。
MacもWindowsも同時に使える上に、消費電力も低く、小型なので場所も取らず、モニターも選べるMac Miniはとても気に入っていたので、次買うのもMac Miniと決めていましたが、2018のIntelモデルか、AppleのM1/M2にするか決めきれずにいました。最新で評判が良いM1/M2はBootcampが使えないのでWindowsを使うには仮想ソフトが必要ですし、不安定な動作も心配です。Core i5/i7モデルなら従来通りBootcampで独立してWindowsが使えます。
どちらにするかなかなか決めきれずにいました。
1年くらいは悩みました。コストパフォーマンスが最も良いM1とIntel Mac mini(2018)のどちらかにしようかと考えていましたが、M2のMac miniが予想以上に安いことに気が付き、M2モデルを購入することに決めました。
大きさは同じ
並べてみても外観はほとんど変わりませんが、性能は大きく変わりました。サンダーボルト4(USB-Cの形状)は条件合えば40Gb(USB3.0の8倍!)も速いらしい。
初期設定は以前と比較しても数倍は高速にセットアップが進み、あっという間に終わりました。ParallelsもWindows11をそのまま流れるようにインストールできるようになっていて、昔苦労した経験がある私には簡単すぎて拍子抜けです。
久しぶりの新しいMacを使った感想は「こりゃ売れるわ」と思いました。
Parallelsのネットワーク設定やキーボードの使い分けなど、デュアルOS環境の経験がないと簡単に使いこなせない構成ですが、BootCampがないからM1はな〜と悩まれている方でもParallels構成でWindowsを利用しても問題はないと思います。※ただしParallelsのブラックアウト問題は面倒です。
最新のMacを購入して、感動したことは、iPhoneをWebカメラとして使えることです。今頃?と言われそうです笑
とりあえず、主要なソフトや環境は整え終わり、このブログを新しいMacで書いているところです。
Ryzen9でゲームも動画も何でもできるパソコンもお店にはあるのですが、日常使いならMac Mini M2でも何でもできるPCでも快適度は変わらない気がします。
今後、Mac Miniを使い続けた場合、問題が出るとすればメインメモリが8GBしかないという点かなと思います。メモリは増設できないし、Parallelsを常時立ち上げるので、よく考えて使わないといけません。ストレージが256GBしかなく、不足する問題は、サンダーボルト4(40Gb)で2TB増設しようと思います。
数日しか使っていませんが、新しいMac Miniは大満足です。