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ネットの「匿名性」について思うこと

店長つぶやき

本日はちょっと技術の話…というより「ネット社会」の話です。最近、ふとしたきっかけで「インターネット上の匿名性」について、改めて考えることがありました。

皆さんもご存じの通り、ネットでは誰でも簡単に意見を書き込めます。便利な反面、時には心ない中傷や誹謗を目にすることもありますよね。

私は、こうした「無責任な発言」の多くは、匿名であることに原因があると感じています。
本名や顔を出さずに言いたいことだけ言える環境――それが一部の人にとっては、「人を傷つける自由」になってしまっているのではないでしょうか。

現実の社会では、名前も顔もある中で会話をします。そこには礼儀や責任感があります。ところがネットでは、匿名という「仮面」をかぶることで、現実では口にしないような言葉も簡単に飛び交います。

「じゃあネットも実名制にすればいいんじゃないか」
そんな意見もありますし、実際、私自身はそう思うところもあります。もちろん、ストーカー被害やプライバシーの懸念もありますが、それは法律や制度の整備で対応するべきことで、「匿名があるから仕方ない」で済ませるべきではないと感じます。

でも、現実はそう簡単に変わりません。私のような小さな店の人間が声を上げても、大きな仕組みが変わるわけではないですし、誰かを説得できるわけでもありません。

だから私は、X(旧Twitter)やFacebookといったSNSは使わないことにしています。このブログも、コメント機能はつけていません。読むだけにして、やりとりはしない。それが一番の「自衛策」だと思っています。

「ネットは便利」ですが、「ネットがすべて」ではありません。情報に振り回されず、使い方を選ぶことが、現代ではとても大切なスキルなのかもしれませんね。

今回は少し真面目な話になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。