バックアップ環境を整えたい!とお客様からご依頼がありました。
以前、パソコンが突然壊れ、仕事のデータを復旧するために結構な額を復旧業者に支払ってしまったお客様です。
社長さんの事務所にはパソコンが3台あって、そのうち、社長さんがお使いになるパソコンだけバックアップしてほしいとのことでした。
クラウドを利用すれば簡単なのですが、社長さんはUSBを差し込んで中のデータを開く方法を最近覚えた程度の初心者さんでしたので、バックアップ環境を準備することにしました。
おすすめのバックアップ環境は、ハードウェアを利用したローカルNAS(ミラーリング)か、クラウド(GoogleやOneDriveなど)になるのですが、今回は
- バックアップするのは1台だけ
- クラウドとかわからないので、簡単な方法が必須
- お客様と当店は顧問契約をしているので、トラブル時は私が対応する
という3点を考えて
最も簡単で、安心ができるUSB外付けHDDを選びました。ただし、RAID(ミラーリング)ができるタイプです。
外付けのRAIDHDDも、いろいろ種類がありますが、今回はロジテックさんの安い品を選んでおきました。容量はコストパフォーマンスが良い1TBx2台で決定。あとは、自動的にバックアップするように設定して、作業完了です。
クラウドに比べて、一回買ってしまえば、毎月の契約料はかからないシステムですが、機器を動作させる電気代は必要ですね。
ちなみに当店は、MicrosoftのOneDriveと年間契約しており、そのクラウド上にお客様の個人情報以外の業務関係のデータと、プライベートのデータをすべてバックアップしています。Microsoftの場合、費用内でOfficeも使えるのがいいですよね。