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液晶割れトラブルに即対応!修理の流れと割らないためのポイント

液晶パネル修理

先日、お客様から「液晶が割れてしまったが、原因がわからない」との修理依頼がありました。お話を伺うと、心当たりがなく、「なんで割れたのか???」という状態だったそうです。

実際に割れた部分を確認したところ、内部に何か挟んだ痕跡や、外部からの圧力がかかった可能性はあるものの、はっきりとした原因は不明でした。液晶割れは、思わぬ原因で起こることが多いため、修理の際は慎重な調査と作業が求められます。

液晶パネル修理の流れ

分解できるかの確認:まずは慎重なチェックから

液晶パネル修理の最初のステップは、「そもそも分解ができるか」を確認することです。

最近のノートパソコンは分解が簡単なものもありますが、ネジ止めではなくツメ止めになっていたり、強力な両面テープで固定されていたりすることがあります。分解自体は可能でも、「元通りに戻せない」リスクがあるため、無理は禁物です。

特に薄型モデルは、内部のケーブルやコネクタが非常に繊細なため、慎重な作業が必要です。この「分解できるかどうか」が修理成功の第一関門となります。

部品の仕入れ確認:液晶パネルの型番がカギ

次に行うのが、交換用の液晶パネルが入手可能かどうかの確認です。

パソコン本体に型番があるように、液晶パネルにも専用の型番があります。この型番をもとに、仕入れ先に部品の在庫があるかを確認しますが、これが意外と難しいことも。モデルや製造年によっては、流通していない場合や、入手に時間がかかる場合があります。

お客様へのお見積りについて

これらの確認は、お預かりした当日に完了するよう心がけています。その上で、修理費用と納期についてお客様にお知らせします。

  • 修理費用:液晶パネル代込みで約3万円弱
     (メーカー修理に比べて半額以下でご提供可能な場合がほとんどです)
  • 納期:部品取り寄せを含めて約10日ほど

迅速かつ明確な対応で、お客様が安心できるサービスを目指しています。

液晶を割らないために気をつけたい3つのポイント

パソコンは液晶が割れてしまうと、画面が映らず作業ができなくなり、**「仕事ができない」「レポートが書けない」**など、日常に大きな支障が出てしまいます。そうならないために、普段から以下の点に注意しましょう。

1. 開閉時は両手でゆっくりと

液晶割れで最も多いのが、開閉時のトラブルです。特に最近の薄型ノートパソコンは、液晶部分がわずか5mm程度の薄さしかないものも多く、片手で力を入れて開けると歪みや圧力で割れてしまうことがあります。

両手を使い、左右均等にゆっくり開閉することで、液晶パネルへの負担を減らしましょう。


2. 持ち運びはクッションケースでしっかり保護

持ち運び中の衝撃も液晶割れの大きな原因です。特に、バッグの中での圧迫や、自転車の振動などでヒビが入るケースは少なくありません。

持ち運ぶ際は、クッション性の高い専用ケースを使用することをおすすめします。スマホと同様に、裸のままだと、50cm程度の高さからの落下でも割れてしまうことがありますので注意が必要です。


3. 床に置かない!踏みつけ事故に注意

意外と多いのが、「うっかり床に置いて踏んでしまった」というケースです。特に、次のようなシチュエーションで液晶割れが発生しています:

  • 子どもが誤って踏んでしまう
  • こたつやテーブルの脚で挟んでしまう
  • 布団の中に置いていて気づかず踏んでしまう

床に直接置くのは避け、使わないときは必ず机の上や安全な場所に置く習慣をつけましょう。