熊本でも、格安で中古パソコン15,000円!など初心者向けに販売している業者が出てきているようです。
聞いた話ですが、荒尾、南関方面の新聞広告で企業のリースアップ品の中古パソコンの販売も盛んのようです。
うちのブログを見てくださる方はご存知と思うのですが、パソコンの部品のハードディスクは寿命は短いのです。大体3−5年使用すると、故障します。
具体的には、動作が遅くなったり、パソコンがフリーズします。
格安の中古パソコンは、搭載されているハードディスクも中古なので「いつ動作が遅くなるかわからない故障寸前のパソコン」なのです。
私がサラリーマン時代の頃、勤めていた中古パソコン専門店もそうでしたが、ハードディスクは古かろうが、状態が悪かろうが、販売するパソコンに取り付けたまま販売していました。営利目的で言えば、お客さんわからないし、どうせ保証は1週間とか一ヶ月ですから、壊れたら有償修理するだけです。最悪ですね。
近年のハードディスクは性能維持が5年持たないような製品なのに、3−5年経過したこの部品を取り付けたまま販売しているので、今の私からすればありえないし、納品したパソコンがすぐ壊れるなどは、可能性としては非常に高いのです。
お客様は、事実を知らないので、パソコンを安く買えたと喜ばれるのです。
ハードディスクがすぐダメになるのに知ってて売っている店員は山ほどいますし、道徳観を大切にする店員さんは、このような会社は退職します。私がサラリーマン時代の社長は上場を目指していましたので、利益を最大化する行動が正しいと考えていたようです。
その会社に限りませんが、経営理念ではいいことを言いますが、お客様の事を、お客様が、パソコンを購入して、何年使って、どういう使い方をして、どういう点で購入後に困られるのかな?と考えてパソコンをお勧めする場合、ハードディスクが古いままの中古パソコンをそのまま販売するなんてありえないと思います。
うちのお店でも中古パソコンの販売は行いますが、ハードディスクを新品のSSDという部品にすべて交換して販売しています。
フリマなどで販売されているパソコンの画像を参考までにご紹介します。このパソコンは1万程度で販売されています。
無理やりインストールしたWindows11で、壊れかけのHDD、メモリは使うことを考えていない4GB、Officeは偽物という「買ってはいけない理由」すべてを備えたパソコンですね。