印刷ができんとよ~と、90歳になるおじいちゃんからお電話がありました。
永年お付き合いがあるお客さまです。
新品同様と言ってもいいくらいワープロはきれいだし、画面も動作も問題はなさそうですが、印刷実行を選択しても【用紙を入れてください】と表示されます。
おそらく用紙が差し込まれている事が認識できていないと思うので、用紙チェックのセンサー故障が原因と思い、交換してみることにしました。
動作中の画像。赤いペン先にポインタのような赤い光が用紙を照らしていますが、おそらくこのセンサーが壊れていると思います。
ワープロ修理をするたびに思うのですが、この頃の機械は一つ一つの部品に重量感があり、質感が高く感じます。その結果本体は本当に重いのですが・・。1990年時代のよき日本製と思います。
筐体に傷がつかないようにシートを敷いています。
お客様から「キーを入力する時に、音がするのよ。」と、聞いていたので、振動を抑えるためゴムシートを貼り付けておきます。この辺りは付き合いが長いお客様とのやり取りなので、サービスでやってあげる感じです。
修理完了です!
印刷は上手にできますし、キーボードをタイプしても異音はありません。自画自賛ですが、今回は上手にできました(笑)上手く印刷できました。