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WiFiの設定トラブル。慌ててしまったお客様。

修理

自宅での無線LANの電波が弱く、インターネット接続に問題を抱えていたお客様が、Buffaloの中継器を購入することに決めました。ですが、いろいろ試しても、家で使っていたパソコン以外のスマホも含め、すべてのデバイスがWiFiに繋がらなくなってしまいました。困り果てたお客様から当店にお電話がありました。

お話をお伺いしたところ、当店に電話する前にBuffaloのサポート窓口に連絡していたとのことでした。サポートからは「買い替えれば解決する」というアドバイスを受け、その指示を信じて新しい無線LAN本体を購入することに決めたそうです。購入先の量販店の店員さんからは「設定は簡単ですよ」と説明を受け、安心して自分で設定を試みたのですが、結局設定がうまくいかず、困って当店に助けを求めることになりました。

この問題には2つの重要なポイントがあります。1つ目は、Buffaloなどのメーカーサポート窓口が、売ることを最優先としていることです。サポート窓口はマニュアルに基づいた回答をするため、しばしば実際の問題解決には至らないことがあります。今回のケースでは、無線LANの本体を買い替える必要はなかったにもかかわらず、サポートは「買い替え」を提案しました。

2つ目は、量販店の店員さんが「設定は簡単ですよ」と説明したことです。実際には、無線LANの設定は初心者には難しいものであり、簡単であればそもそもお客様が困ることはありません。このような営業手法も、売上を優先するためのものです。お客様が困難に直面しているのに対し、売上のために高価な商品を推奨するのは、店員さんの商業的な立場によるものです。

冷静に考えれば、こうした対応は仕方がない部分もあります。しかし、どこに相談すればいいのか悩んでいる方も多いでしょう。そのためにパソコンサポートや修理店が存在しています。当店では、お客様が直面する技術的な問題に対して、適切なアドバイスとサポートを提供しています。

今回のケースでは、当店にお電話いただいたことで、問題は無事に解決しました。重要なのは、周辺機器の設定が「簡単ではない」という事実と、メーカーや量販店のサポートが必ずしも最適な解決策を提供するわけではないことです。購入や設定に不安がある場合は、専門のサポートに相談することをお勧めします。

それでも、「買い替えの必要はなかった」という当店からの説明に対して、お客様がなぜか怒ってしまったというのは少々驚きでしたが、これはおそらく、長期間のトラブルや対応に対するストレスから来たものと思われます。私たちは、今後もこのようなトラブルに対して親身に対応し、お客様の問題解決に努めて参ります。