最近、ほぼ毎日、ハードディスクをSSDに交換する作業をしています。この2年間、日々SSD交換の修理に携わってきましたが、その中でいろいろなメーカーのSSDを取り扱ううちに、値段が安いSSD(安価品)には高い不良率があることに気付きました。
具体的には、安価なSSDだと100個中2〜3個が不良品になることがあります。この数値は、他の店舗がどうかは分かりませんが、当店としては品質を維持する上で無視できない致命的な不良率です。
そのため、SSDを仕入れる際には、最も壊れにくいと感じるメーカーを選ぶようにしています。選定基準は私の経験によるものです。そして、現在はSamsung(サムスン)のSSDを取り扱っています。実際に、これまでに約300個のSamsung製SSDを使用しましたが、故障は一度も発生していません。
SamsungのSSDは確かに高価ですが、品質維持のためにはやむを得ない選択だと考えています。なぜなら、パソコンの中で最も重要な部品の一つはSSDというストレージデバイスだと思うからです。信頼性の高いストレージを使用することで、お客様のデータを守ることができ、長期的なトラブルも回避できます。
ちなみに、当店は「ガチガチの自作系ショップ」ではないので、SSDの高速性についてはあまり気にしていませんし、正直なところ調べてもいません。しかし、安定した品質と長寿命のSSDを提供することこそが、お客様にとって最も重要な要素だと考えています。